川嶋哲郎のジャズ・クリニックに行ってきた。 [サックス]
やあやあ、みなさん、どのくらいぶりでしょうか。
お元気でしたか?
ってか、もうすっかり忘れられてる感じですかね。
近況とかは話が長くなるので割愛。
変わらないペースでサックスの練習は続けてます。
で、本題です。
先日の日曜、大久保にある石森管楽器で開催された川嶋哲郎さんのクリニックに参加してきました。このクリニックは不定期でジャズ・サックスの事を川嶋さんがいろいろ語ってくれるという内容で、僕もこれまで何回か参加したことがあります。
で、今回のテーマは『セッション』。
よくライブハウスなんかでやっているアマチュア同士が集まってスタンダードを演奏する例のセッションです。
このセッションにこれから参加してみたいとか、参加し始めたばかりとか、参加してるけどもっと上手くなりたいとか、そういった人が一人1曲みんなの前で吹いて、それに川嶋さんが曲の解説とかアドリブの考え方とかいろいろコメントするという内容でした。まぁ実際はサックスへの息の入れ方とか基本的な事も結構多かったです。
では、どういった内容の話が聞けたかと言うと。
・基本的なアンブシュア、息の入れ方、音程のとり方について。
・音の伸ばしについて。
・曲のテンポ決めについて。
・音楽を作るという事について。
・良い音について。
・高音の吹き方について。
・それぞれの楽器のセッティングについて。
・アドリブをするさいの3度と7度の音について。
・トニック、サブドミナント、ドミナントの役割について。
・音を記憶するという事について。
・リズムの重要性について。
・他のキーで演奏する事について。
・アドリブの事前の準備、仕込みについて。
・息の量と音量について。
・有名な演奏のコピーをする事について。
・ジャズ、ビバップの素晴らしさについて。
・練習と本番での違いについて、そしてそれを無くすには。
僕のメモだと、ざっとこれらの事について川嶋流の考えを話してくれていました。
まぁそれぞれの詳細について知りたい方は、やはり川嶋クリニックに参加されて御自身で質問されるのが一番良いでしょう。僕と個人的に話す機会のある方にはもちろん詳細に応えられると思うけどね。
ちなみに僕は性懲りも無くまた『枯葉』を吹きました。
一応その音源をアップしておきますか。
川嶋さんには「吹いちゃいけない音を吹いてた」(これは僕も解ってた。手癖で間違えちゃったのだ。)とか、終わりの音のキメごとについてとか教わりました。あとはその場で他のキーでテーマを吹くようにいわれて四苦八苦でした。(笑)
アドリブ後すぐにテーマに戻れなかったり、いろいろ間違えてるのは御愛嬌。結構緊張するのよ。
使用楽器:Tenor Sax YAMAHA YTS-82Z
マウスピース:DAVE GUARDALA MBⅡ SP
リード:RICO Jazz Select 2M unfiled
リガチャー:マウスピース付属品
録音機:ローランド EDIROL R-09
録音日:2011/10/16
『Autumn Leaves』
http://fkja.voiceblog.jp/data/krazysalt/1319162827.mp3
石森の地下の部屋って響くので音が良く聴こえますね。
それと楽器はいつものセルマーはタンポ交換等のため石森に預け中でした。
そうそう、川嶋さんの石森でのクリニックってだいたいいつも30人位は居るんだけど、今回は1人1曲演奏っていう参加型だったため全部で10名ほど、実際吹いたのは8名だけでした。いかにもアドリブはもちろん楽器さえも初心者ですっていう人から、かなり慣れてるなって思える人までいたので、あまり怖がらずに皆さん時間が合えば是非参加されると良いと思いますよ。
ではでは、みなさん、また次の機会に。
こんばんは。今、音源を聴かせて頂きました。ひゃー。舞台慣れしているだけあって、流石です。感服ですたいm(_ _)m。今、こうして書いていても、エンディングの滑らかな響きが、耳に残っていますもん。
前々回お会いした時にも言った記憶がありますが、テナーらしく、低音が素晴らしいっす。良い音を出すために苦心されてきただけのことはあります。でもって、コレを、川嶋さんの前で、オーディエンスの前で吹いたというのが凄いっす。missy。さんの「The 枯葉道(どう)」の続きが楽しみです。
自分が「枯葉」デビューしたセッションでは、惜しみない応援と助言をありがとうございました。ほんとにmissy。さんのおかげで、ハードルを一つ越えた気がしています。
by うらら (2011-10-22 21:35)
こんにちは~。時々おじゃおりました・・。
枯葉、ジャズっぽくていい感じじゃないですかあ~?!!!
来週の日曜日はソロ演奏の日です。
負けずに気合い入れて頑張ってこなかきゃ!!!
このところ練習にも気合いが入らず、ライブのテンションも今一つあがりません・・。いかんです・・
by bad (2011-10-22 23:13)
うららさん、こんにちは。
『枯葉道』
確かにそう言えるかもしれません。
僕が初めてブログにアップしたジャズの演奏は『枯葉』でした。
しかもソプラノサックスで、サックス&ブラス・マガジンについてた楽譜を見ながら吹いたのを覚えてます。
それ以来何度も『枯葉』はアップしてますよね。
今回の演奏も、いっぱい変な音を出しているけど、これまでの僕の積み重ねだと思います。
その演奏を、うららさんにこういう風に褒めてもらうとかなり嬉しいです。
当日は川嶋さんも3曲ほど演奏されて、後で僕の音と川嶋さんの演奏の音を録音で聴き比べてみたのですが、いろいろ、その圧倒的な違いに驚きました。同じ環境(部屋)で吹いていての違い。一生の追い続けるものなのでしょう。
某所で御一緒したときの、うららさんの『枯葉』、なかなか素敵でしたよ。あれだけ吹けたらたいしたものです。ホントに感心しました。
サックスを吹いていて、ジャズをやっていて、セッションは一つの楽しみ方ですが、これはこれで、なかなか良いもんだよね。
今度はウォーターメロンマンですか。
僕はよくやる曲なので、僕がビシビシ個人レッスンをしてあげましょうか?(笑)
by missy。 (2011-10-24 15:41)
badさん、こんにちは〜!
なんかごぶさたしてて申し訳ありません。
>時々おじゃおりました・・。
すみません、イマイチ意味が解りません。(笑)
演奏、褒めてくれてありがとう!
ジャズっぽいですか?
最近、ジャズっぽいって何だろう?って考える時があります。
小粋な大人な洒落た音楽?
僕はそれにはあまり興味がありません。
洒落たフレーズをいい感じにちりばめて繋いでいくアドルブには興味がありません。即興で何が出来るか?それを考えてます。
あっ、すみません。急に変な事を書いてしまいました。
今週の日曜はソロ演奏、発表会ですか?
どんな曲をやるのでしょうか?
頑張って下さい。
badさんは本番に強いイメージがあります。本番に強いってことは地力があるんですよね。
テンションとか気合いとか、無理に上げようとしないで、来るのを待つ、位で良いんじゃないでしょうかね。
by missy。 (2011-10-24 15:56)
コメント遅くなりました。
いい音出てますね~。
アドリブの入りは2つとも何度か聴いたことがあるので,missy。さんの決めフレーズですね(笑)
決めフレーズ(自分にとっておいしいフレーズ)重要ですよね。いろんなコード進行で使える持ちネタが増えてくると,きっとソロがどんどんかっこよく聴こえてくるんでしょうね。
というわけで,2回目のアドリブの入りの,ミレドミソシラソファ~ってフレーズパクらさせていただきます(笑)。これ好きなので(笑)
私も人のこと言えないのですが,時々ためられず突っ込んでつまづいてしまうところがありますね。それがなくなったらゆったり感も完璧ですね。
忙しくてなかなかマイルスに一緒にいけなくて申し訳ないです。
by yuichiro (2011-11-01 23:52)
yuichiroさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
良い音に聴こえるのは、本文にも書いたように響く石森管楽器の部屋が良いからですね。(笑)
>決めフレーズ
yuichiroさんも覚えてしまうくらいいつも同じフレーズなんですね。
これは僕も感じていて、この時のクリニックでも川嶋さんに「いつも同じようなアドリブになってしまいます。」と話したのを思い出しました。
まぁ新しいカッコいいフレーズが自分から出てくるような才能は持ち合わせてないので、いろいろフレーズを取り入れていかなきゃね。
マイルス改めサムシンのレッスン後メールでも「新しい手癖フレーズを身につけましょう。!それが満足感になってさらに求めていけますよ!」と言われました。
>ゆったり感とか、急いでるとか、ためが無いとか。
そうですね。曲のテンポと頭の中でその場で考える自分がやりたい事、出したい音、出したいフレーズ、それにテクニックや頭の回転が付いていきません。(笑)バタバタ感がアリアリです。
マイルス改めサムシン・ジャズ・クラブ、うららさんも枯葉やブラックバードのクラスに顔を出しているようなので、一緒に行けたら良いですね。
by missy。 (2011-11-02 14:51)